Interop Tokyo 2016
進化を続けるJUNOS Automation
〜運用コストを下げる自動化とは？〜
ジュニパーネットワークス株式会社
2016年6月

Legal Disclaimer
本資料に記載されている機能や構成、ロードマップ情報などは、資料作成
時点におけるジュニパーネットワークスの仕様や予定を示したものであり、
事前の通告無しに内容が変更されることがあります。
本資料は技術情報の提供を目的としたものであり、機器、機器の機能、
サービスなどに関して保証を行うものではありませんので、ご注意くだ
さい。

ネットワートワークの自動化への期待は？(複数回答可)
• 設定変更時の運用負荷の軽減
• 作業ミスの削減

オペレーションで時間がかかる作業は？(複数回答可)
コンフィグのチェック、
実機での検証の作業が多い

作業ミスによるサービス影響の経験は？
作業ミスでシステムを停止させた
経験のある方は全体の60%

作業ミスを挽回するために、どこに労力をかけましたか？(複数回答可)
運用コストに影響

ネットワーク自動化への期待
作業の質の向上
運用負荷の低減
ミス撲滅
運用コストの低減
新しい事への
チャレンジ

JUNOS Automation

Junos Automation ポートフォリオ
お客様のテクニカル面、ビジネス面での問題を全てのエリアで解決
Domain Automation
Domain
NaaSコンセプトを採用し、compute, storageな
どを含むドメイン全体へ拡張
Network Automation
Network プラットフォームの抽象化により、
NaaSとして運用するモデル。ネットワークは１つの
entityとして扱われます
Platform Automation
Platform ネットワーク機器に対し、作業を自動化するために、
プログラム的なアクセスを提供する
<SLAX>

運用ワークフローと自動化
Build
ZTP
構築
Ansible
Plan
OpenClos
Deploy
Operate
Configure
JSNAP
PyEZ
PyEZ
運用
設定
Chef
Netconf / DMI
Troubleshoot
Configuration Changes
Puppet
Junos Script
Audit
Software Management
Ansible
(Event option)

ZTP（構築フェイズ）

Automation
構
ZTP(Zero-touch Provisioning)
築
Zero Touch Provisioningは、
自動的にコンフィグレーションを取得することで、
機器を箱からあけたら即ネットワークに繋ぐことができるしくみ。

構
ZTPと従来のオペレーションとの比較
築
Legacy Ops
起動して
ネットワークに
OSバージョン
開梱
コンソールから
初期設定
接続
アップ・ダウン
サービスイン
セットアップ
ネットワークに
開梱
ZTP
サービスイン
接続して起動
ZTP
膨大な数のスイッチを設置しなくてはいけないデータセンターやキャンパス
大量の出荷検査やバージョンアップ作業等に効果的

構
ZTPのコンポーネント
築
スイッチ毎の設定
MACアドレスかシリアル
コンフィグファイル名
OSファイル名
DHCPサーバ
EX/QFXスイッチ
コンフィグファイル
JUNOSイメージ
ファイルサーバ

構
動作シーケンス
築
スイッチ毎の設定
MACアドレスかシリアル
1. デフォルト設定で起動
コンフィグファイル名
ZTPスタート！
2. DHCP Discover/Request
OSファイル名
3. DHCP Offer/ACK
(ファイルサーバ+ファイル名)
DHCPサーバ
4. File Request
コンフィグファイル
EX/QFXスイッチ
JUNOSイメージ
(指定されたファイル名)
6. ダウンロードしたファイルで
5. Download files
OSとConfigを書き換えcommit
ファイルサーバ

応用事例
構
築
EzZTP
• Juniper SwitchのZTPを手軽に試してみるためのソフト(OSS)
– https://github.com/kazubu/ezztp
• VMware上で動作するOVAパッケージとして提供
– https://github.com/kazubu/ezztp/releases/tag/r77
Junos
Junos
管理対象機
全般設定
管理スイッチ
Image
Config
器
(VC)の管理
管理
テンプレート
(ToR)の管理

PyEZ（設定フェイズ）

運用ワークフローと自動化
Build
ZTP
構築
Ansible
Plan
OpenClos
Deploy
Operate
Configure
JSNAP
PyEZ
PyEZ
運用
設定
Chef
Netconf / DMI
Troubleshoot
Configuration Changes
Puppet
Junos Script
Audit
Software Management
Ansible
(Event option)

Python on Box and PyEZ
運
設
用
定
•
Off Boxサポート
JUNOS 11.4以降, Python 2.7
Junos Automation
Scripts
•
On Boxサポート
JUNOS 16.1以降
MGD
EventD
Python Op, Event, Commitスクリプト対応
•
PyEZとは、シンプルかつ強力な、
libSLAX
PyEZ
JUNOSを操作するためのPythonライブラリ
cscript
libPython
19

PyEZを使用するメリット
運
設
用
定
どのスクリプトでも「show version」の情報を取得
Raw Python – 48 lines
ncclient – 19 lines
PyEZ – 7 lines (and gathers more info)

ユースケース
運
設
PyEZを使用したWebアプリの開発
用
定
NETCONF/SSH
HTTP/HTTPS
Web Server
+Python
CGI+Juniper PyEz

PyEZを利用したWebアプリ
運
設
用
定
PyEZを利用したWeb CGIアプリ。Pythonが書ければ、ユーザ自身で機能拡張が可能。
機器の探索と情報取得
機器の一覧表示と、showコマンド等の実行
SET形式設定の一括投入
JUNOS OSインストール
OSイメージ管理
サポート情報(RSI)取得結果の一覧

JSNAP（運用フェイズ）

運用ワークフローと自動化
Build
ZTP
構築
Ansible
Plan
OpenClos
Deploy
Operate
Configure
JSNAP
PyEZ
PyEZ
運用
設定
Chef
Netconf / DMI
Troubleshoot
Configuration Changes
Puppet
Junos Script
Audit
Software Management
Ansible
(Event option)

運
JSNAPユースケース
用
CASE1
CASE2
今日、数十台の設定変更を
稼働中の機器は
したけど、本当に
当初の設計通りの
正常状態に戻ってる？
設定と運用状態になってる？

運
JSNAP
用
config / 各種状態を保存、比較する運用支援ツール
Securit
Switchi
y
Routing
ng
PRE
POST
SNAPSHOT
SNAPSHOT
A
P
I
S
REQUEST - RESPONSE
FINAL
OUTPUT

CASE1. 作業前後の状態確認
作業手順
JSNAPで作業前の状態を
0. 事前確認作業
保存しておけば、
JSNAPで機器の事前状態を取得
状態比較もカンタン！
：
スナップショット(1) Netconf
N. 事後確認作業
JSNAP
JSNAP機器の事後状態を取得
JSNAP
スナップショット(2)
JSNAP
スナップショット(1), (2)を比較
JSNAPサーバ（Linux）

CASE2. 設計通りの運用状態？
使用手順
設計情報を基に、
サービス開始時
いつでも、何台でも
機器の正常状態をJSNAPで定義
正常性確認が
簡単にできるよ
（リソース消費、プロトコル状態） サービス定義ファイル
確認作業
JSNAP
任意のタイミングで、機器状態を取得
Netconf
スナップショット
JSNAPサーバ（Linux）
サービス定義ファイルと、スナップショットを比較

みなさんの運用を楽に…
作業の質の向上
運用負荷の低減
ミス撲滅
運用コストの
低減
新たな課題へ
チャレンジ

Thank you