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このスライドの内容

  1. 個人開発者のための
    aws-serverless-express
    HANATANI Takuma(@potato4d) 2018.03.23
    #kyotojs
  2. ア
    • 自己紹介
    • 個人開発におけるインフラ負担の辛さ
    • PaaSによる解決
    • aws-serverless-expressの良さ
    • 個人開発者にとってのNode.jsのインフラのつらさ
    • aws-serverless-expressのはじめかた
  3. 自己紹介
  4. めぐみん
    声 - 内田真礼 / 高橋李依 紅魔族の少女。13歳→14歳
    （WEB版では17歳前後）。スピンオフ「この素晴らしい
    世界に爆焔を！ 」の主人公。 黒髪に紅い目。黒マント
    に黒ローブ、トンガリ帽子を被り、左目に眼帯（別に目
    が悪いわけではなく、ただのファッション）をつけてい
    る。カズマとアクアの出したパーティーメンバー募集の
    張り紙を見て仲間に加わる。体格は小柄で細身、身長は
    少なくともカズマ(165cm)より低い。屋敷では赤のパ
    https://bit.ly/1ZBFMZo
    ジャマを着ている。 基本的には冷静だが、紅魔族特有の
  5. @potato4d
    • 東京でフリーランスやってる
    • だいたいフロントエンド
    • 最近は殆どNuxtの開発とかフロント技術相談
    • Vue.js JP / VueFes Staff / Vue.js translator
    • この間久々にNode.jsを生で書いたらdeep copyのた
    めにobject-rest-spreadを使ってCIを落とした人
  6. 本題
  7. いきなりですが皆さん！
  8. 個人開発してますか？
  9. WebApp開発してますか？
  10. 個人開発の「インフラ」
    つらくないですか？
  11. 「メンテナンス」に
    新しいことをやる時間を
    奪われていませんか？
  12. 本質的でない作業で
    モチベを下げていませんか？
  13. 例えば「こんなこと」
    起こってないですか？
  14. 個人開発のインフラメンテのつらみ
    • IaaSを借りているとセキュリティアップデートなどに
    確実に追われてどこかで対応するハメになる
    • オートスケールの構成にしないと負荷に対処できな
    いけど、個人でオートスケールはお財布がつらい
    • 何故かDockerが壊れて対応で趣味開発の時間が溶け
    る
    • この苦しみがWebAppの数だけ増えていく
  15. ありがち
  16. 作れば作るほど新しいものを
    作る時間が減っていく
  17. メンテしたくない
  18. どうにかして解決したい
  19. 今日はこれを解決しよう
  20. よくある解決法
  21. PaaSを使う
  23. Heroku使いがち
    • 言語を特に問わずに使えるので便利
    • 基本無料だし有料で24h起動にしてもたかだか
    月800円ぐらい
    • Let’s Encrypt の自動更新もできるしAddonも
    あって死ぬほど便利
    • 大体これでよくなる
  24. けどつらい時もある
  25. Herokuでつらいとき
    • レイテンシがキツイ
    • 個人開発でFastlyを使えるわけがないんだよな
    • Naked domainのSSLに対応してない
    • ルートドメインでSSLしたいならCloudFront噛ませろ
    • 大量に動かしだすと無料枠が2秒で枯渇する
    • スケーリング性能が終了している
  27. GAE Standard使いがち
    • Googleが好きな言語だとLambda的な実行時間課金で
    アプリケーションを動かせるので安い
    • cronとかもついてて意外に高性能
    • 日本リージョンが勿論あるのではやくて最高っぽい
    • Naked domainのSSL対応もバッチリ
    • デフォでオートスケールする
    • 大体これでよくなる
  28. これもつらい時がある
  29. GAE Standardでつらいとき
    • Googleが好きな言語以外は高いプラン(Flexible)しか
    ない
    • その好きな言語はPython/Go/Javaあたりでつらい
    • FlexibleはDockerコンテナを動かすだけなので普通に
    月額でGCEの料金がかかって高くてつらい
    • FlexibleはElasticBeanstalkみたいなもん
  30. Nodeでの開発者に人権がない
  31. そこで
  32. もう一つの解決方法
  33. FaaSに載せる
  34. LambdaとかCloudFunctions
  35. FaaS
    • Node.jsで書ける(LambdaはPython/Javaも)
    • Lambdaはイベントの汎用性を、CloudFunctionsは
    Express LikeなI/Fが魅力な形で提供されている
    • レイテンシも初回起動が微妙ぐらい
    • 勿論実行時間課金で安い
    • 逆に無限にリクエストがきたら金をかけてオートスケー
    ル無限にしてくれて便利
  36. けどつらさもある
  37. FaaSのつらさ
    • 結局一定以上独自記法に落ち着く
    • 既存のNode.jsアプリケーションの作り方で作ること
    ができるわけではない
    • 技術的に汎用性がない（ロックイン）
    • ローカル実行がとにかくめんどくさい
    • API Gatewayから渡ってくる event の構造が……
    • 完成品はよくても開発途中がつらい
  38. つらい
  39. FaaSの特徴を持った
    GAE/SE for Node.jsがあれば……
  40. そんな時の救世主
  41. aws-serverless-express
  42. ところで
  43. aws-serverless-express
    を知っている人？
  44. aws-serverless-express
    使ったことある人？
  45. aws-serverless-express
    • Amazonがノリで作っちゃった
    “AWS LambdaでExpressが動く” ライブラリ
    • 既存のExpressアプリケーションにMiddlewareを追加
    するだけで何故かLambdaで動く
    • サーバーレスの恩恵を受けながら慣れ親しんだExpress
    記法でアプリケーションを記述できるのが魅力
  46. Source Code
    const serverlessExpress = require('aws-serverless-express/middleware')
    app.use(serverlessExpress.eventContext())
    app.get('/', (req, res) => {
    res.json(req.apiGateway.event)
    })
  47. 実際に使ってるWebApp
    https://connpassport.com
  48. 良さ
  49. どこが良いのか
    • 普通にNode.jsで開発しているのに何故か無限にス
    ケールする
    • 普通にNode.jsで開発しているのに何故か実行時課金
    • 普通にNode.jsで開発しているのになぜかメンテナン
    スフリー
    • Naked domainのSSL、リージョンによるレイテンシ、
    ロックイン……さっきまでの全部の課題が解消
  50. 欲しかったもの全部入り
  51. aws-serverless-expressは
    全てを解決してくれる
  52. つらさのおさらい
    • そもそもIaaSはメンテがつらい
    • Herokuはレイテンシがつらい
    • GAE/SEにはない
    • FaaSはロックインがつらい
  53. 解決できているか
    • レイテンシはないか
    ->ランタイムの初回起動の遅さだけ
    • マネージドPaaS Likeに使えるか
    ->使えて最高
    • 独自記法はないか
    ->全てExpressそのまま
  54. 解決できているか
    • スケーリング
    • めちゃめちゃするし逆に人がいない時はお金がかか
    らないのでどっちの意味でも最高
    • 運用コスト
    • 基本的にFaaSなので皆無、証明書もACM
    • API GW + ACM + Route53になるのでNaked OK
  55. 素敵！
  56. 使いたい！
  57. はじめかた
  58. awslabs/aws-serverless-express
    にアクセス
  59. おもむろにexampleをクリック
  60. Win/Mac/Linux対応のテンプレ
  61. READMEがめっちゃ丁寧
  62. 既存プロジェクトの移行
  63. yarn add aws-serverless-express
  64. lambda.jsを作成
    const awsServerlessExpress = require('aws-serverless-express')
    const app = require('./app')
    const server = awsServerlessExpress.createServer(app)
    exports.handler = (event, context) => awsServerlessExpress.proxy(server, event, context)
  65. Express側(e.g. app.js)に追記
    const serverlessExpress = require('aws-serverless-express/middleware')
    app.use(serverlessExpress.eventContext())
  66. このままLambdaにデプロイで
    OK
  67. まとめ
  68. aws-serverless-express
    • LambdaでExpressを動かすライブラリ
    • Expressミドルウェアとして開発されており、
    既存プロジェクトへの導入も可能
    • Expressのかき心地でLambdaのPros/Consを
    引き継ぐアプリケーションを作ることが可能
  69. よさ
    • 現状のPaaS事情では満たせない要件を満たせる
    • 低レイテンシ
    • 実行時間課金かつオートスケーリング
    • Node.js環境が動く
    • Naked domainのSSL対応
    • の全部入り環境
  70. はじめるには
    • 公式レポジトリのexampleがボイラープレー
    トなのでそのまま使える
    • 既存プロジェクトへの導入もREADMEにある
    とおりにmiddlewareを追加するだけ
  71. 使おう
  72. おわりに
  74. GAE/SE for Node 来るやんけ！
  75. 宣伝
  78. ご清聴ありがとうございま
    し .
    た .

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