開発を効率化する
テストのデザインパターン

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指摘・アドバイス歓迎！
Swift 3ヶ月目の人間

今日紹介するパターン

1型による防御

2 テスト
容易設計

3 テストの
構造化

4デバッグの
効率化

前のものほどオススメ

実装例あります

1型による防御

そもそもテストって
効率的なのだろうか？

バグX
構文ハイライト
リント
静的型検査
単体・結合テスト
バグXを見つけた場所
E2Eテスト
手動動作確認

バグA
バグB
構文ハイライト
リント
上の方で止まると
静的型検査
所要時間が短い
単体・結合テスト
テストだと時間が
かかる
E2Eテスト
手動動作確認

なるべくテスト前に
バグを見つけたい
これが効率的

デザインパターン1
Semantic Type

意味による独自型
文字列としての操作は
必要ないので隠す
TestableDesignExample/GitHub/GitHubUser.swift#L6-L14

ユーザー名を受け取れる
関数にしか渡せない
TestableDesignExample/GitHub/GitHubRepository.swift#L5-L7

間違った処理を書きづらい
&
可読性も高まる

デザインパターン2
Registration
Token

必要な事前の処理を
忘れないようにするパターン

TableViewCell を作る関数
Token が必要
TestableDesignExample/MvcArchitecture/Stargazers/StargazerCell.swift#L10-L15

登録すると入手できる
勝手に作れない
TestableDesignExample/MvcArchitecture/Stargazers/StargazerCell.swift#L36-L45

必要な事前の処理を忘れると
型検査に通らない

2 テスト
容易設計

人間はテスト容易な
ものしかテストできない

デザインパターン3
ViewController
Factory

Rename などで
Storyboard との整合性は
簡単に壊れる
THE 厳しい

ViewController の作成関数
Force Unwrap 型はここで束縛
TestableDesignExample/MvcArchitecture/Stargazers/StargazersMvcComposer.swift#L19-L35

ViewController と Storyboard の整合性を検証
ここで活きる
TestableDesignExampleTests/MvcArchitecture/StargazerMvcComposerTests.swift

もし作れなかったら異常
実際に表示まで実行
TestableDesignExampleTests/Navigator/TestNavigator.swift

デザインパターン4
State-Machine
Model

MV? の Model の
網羅テストは難しい
網羅しきれない！

だから
Model の状態遷移を制限

.firstFetching
enum が便利
.fetched(.success(x))
.fetched(.failure(e))
.fetching(.success(x))
.fetching(.failure(e))
TestableDesignExample/MvcArchitecture/Stargazers/StargazersModel.swift#L15-L19

それぞれの矢印を
1度テストするだけでよい

この例では 9 本で網羅
.firstFetching
.fetched(.success(x))
.fetched(.failure(e))
.fetching(.success(x))
.fetching(.failure(e))
TestableDesignExample/MvcArchitecture/Stargazers/StargazersModel.swift#L15-L19

状態数が爆発する前に
状態数を制限して圧倒的網羅

3 テストの
構造化

テストが増えるにつれ
テスト自体の保守性が重要になる

デザインパターン5
Parameterized
Test

類似したテストケースが
多い場合のパターン

テストケースを
データ構造に落とす
複数のテストケースをまとめる
※ いい例がサンプルになかったので別から拾っています。
Tests/MirrorDiffKitTests/DiffableSetTests.swift#L7

テストケースはループで実行する
※ いい例がサンプルになかったので別から拾っています。
Tests/MirrorDiffKitTests/DiffableSetTests.swift#L7

テストケースを量産できる
※ いい例がサンプルになかったので別から拾っています。
Tests/MirrorDiffKitTests/DiffableSetTests.swift#L7

#line を key にすると
場所がわかりやすい
※ いい例がサンプルになかったので別から拾っています。
Tests/MirrorDiffKitTests/DiffableSetTests.swift#L7

デザインパターン6
Promisified
Test

非同期テストは悩みが多い
読みづらいことが多い

非同期な値の取得のデザインパターン
一方 JS 界では Promise に
よる非同期テストが優勢

iOS でも使いたい…

async という
関数で包む
テストケースは
Promise を返す
TestableDesignExampleTests/GitHub/GitHubApiTests.swift

XCTestCase へ
うまくブリッジ
Promise が解決されたらテスト成功
棄却されたらテスト失敗
TestableDesignExampleTests/Async.swift

読みやすい
&
書きやすい

4デバッグの
効率化

デザインパターン7
Diff
Assertion

よくあるテスト
MirrorDiffKit/README.md

読めぬ

開発しました

こうすると…
MirrorDiffKit/README.md

Mirror という Reflection API を
使って、構造的な diff を計算

使ってみてください！
★もらえると嬉しいです！

まとめ
さまざまなパターンを駆使して
効率的に開発しましょう

オススメの資料
テスト界では超有名な
デザパタ本
モック/スパイ/スタブの
定義や、今日紹介した
パターンの発想元が
たくさん載ってます